地域の食材を
もっと身近に
生産者との繋がりがより密接なものになり農業における地域課題を深く理解してきたとき、地域の食材をどうしたら地域の方々に喜んでいただけるのかを考えるようになりました。
ロードサイドに大手チェーン店が次々と出店する中で、地域の一次産業が消えていく現実がある。生産者をもっと応援して地域の食材を守らなければ。
そのため、当時話題になっていたショッピングモール「リバーサイド千秋」に出店。当時にはなかった地域の食材を活かした飲食店として、2012年にSUZUDELIをオープンしました。
ショッピングモール
での挑戦
SUZUDELIは、総菜やお弁当などを販売する「デリカテッセン」のスタイルを採用した、幅広いシーンで地域食材を楽しんでいただけるSUZU GROUP初のカフェ業態の店舗です。
これまでの店舗は、アルコールと食事を楽しむディナータイムの営業がメインでしたが、デリスタイルはランチタイムがメイン。アルコールが出ない分、使用する食材の量が劇的に多くなりました。ショッピングモールという人が集まる場所で認知も高まり、全国紙などにも取り上げられ、県内外へ広く周知していただくきっかけとなりました。
ショーケースに並ぶ
デリを選ぶ楽しみ
SUZUDELの特徴は、ショーケースに並ぶDELIを選ぶ楽しさ。店内でのお食事はもちろん、お弁当や惣菜のテイクアウトもでき、ランチ、カフェ、ディナー、どの時間帯でもお楽しみいだたけます。
店舗デザインは海外のデリカテッセンをイメージし、大きな黒板やダイニングテーブルを設置。これまでの長岡にはなかった内装デザインと伝統的な郷土食材をアレンジしたメニューを提供し、新しい食文化をつくることを目指しました。
新しいものを
広めていく
開店当初は、デリという聞き慣れないスタイルに抵抗を感じるお客様も多く、1年以上も苦戦する期間が続きました。
しかし、丁寧にお客様へコンセプトや思いを伝えていくことでデリスタイルや地場野菜を楽しんでいただけるお客様が増え、競争の激しいショッピングモールでは珍しい、たくさんの常連のお客さまに支えられる店舗へと成長していきました。
コミュニティデザイン
の始まり
SUZUDELIでは、毎月第3水曜日に開催する地場野菜の魅力を伝える料理教室「やさいの学校」をスタート。
地場食材をご家庭でも楽しんでいただくために、レシピだけではなく文化背景や生産者の情報や食体験を通じて地域のものを知って楽しむためのコミュニティです。
伝統的な食文化をカジュアルにアレンジしたレシピをこれまで400種以上考案し、店舗メニューにも反映しています。
SUZUDELI
スズデリ
<開店年>
2012年
<店名の由来>
すずきちのSUZUと
デリカテッセンのDELIを合わせて
<ロゴデザイン>
80年代のデリカテッセンの
ロゴデザインをイメージ
<店舗情報>
〒940-2108 新潟県長岡市千秋2-278 リバーサイド千秋1F
TEL 0258-94-4960
詳細情報はGoogleマップから
ご予約はこちらから