帰郷して父と始めた
始まりの場所
2006年、鈴木千秋(現会長)が23年続けた養老乃瀧のFCを閉店する事をきっかけに、大阪で料理修行をしていた息子の鈴木将(現社長)が帰郷。
翌年2007年に親子で長岡市堀金に「おれっちの炙家ちぃぼう」を開店しました。
家族経営から
組織経営へ
居酒屋を経営する父のもとで育った鈴木将は、苦労する父の姿を見ながら家族経営の問題に気づいていました。
大阪での修行時代は創作料理の有名店に志願して入門。和洋中からオリエンタルなものまで、様々なジャンルを組み合わせた新たな料理法や店舗運営に関わるあらゆる経験を現場で学びました。
そこからの帰郷。新店舗で組織経営を実践したい思いとは裏腹に、住宅街に開店した新店舗は都会の修行時代とは全く違う厳しい現実が待っていました。
しかし、その逆境が鈴木将の料理人魂に火を付けます。
野菜の魅力
修行時代に創作料理店で学んだ華やかで驚きのある料理を追求し続け、市場へ行き、畑へ行き、地域との繋がりができてきた頃、野菜の魅力、地域の魅力に気づきます。
長岡巾着なすの冷やし揚げ出し湯葉あんかけ、新潟を代表する「のっぺ」をアレンジしたのっぺの炊き込みごはん、伝統野菜の里芋をチョコレートとあわせた里芋のチョコレートトリュフなど、新たなメニューを次々と開発しました。
地域の魅力
ビジュアル、美味しさ、楽しい雰囲気をとにかく追求し、地元の長岡という場所で、ここでしか食べられない全く新しい料理を出したい。とにかくお店を知ってほしい。その想いが噂を呼び、旧店舗と比べて売上が約3倍になりました。
当時、専務だった鈴木将は、自分がトップに居続けるこの状況ではスタッフの才能や個性を伸ばしきれないと感じ、スタッフ自身が将来を想像しながら自発的に成長できる環境を作りたいと考えるようになりました。
その考えが後にSUZU GROUPの経営デザインや、教育デザインへと繋がっていきます。
10周年目の
リニューアル
「おれっちの炙家ちぃぼう」が10周年を迎えたタイミングで「越後炉ばたと雪国地酒ちぃぼう」に改名。今の新潟、今の自分たちにフィットするようコンセプトをアップデートしました。
世界の中でも唯一無二の文化、日本の雪国のくらし。発酵食、雪国地酒、稲わらの藁焼き炉端。
新潟の雪国のくらしから生まれた素晴らしい文化を伝えていく場所になりました。
越後炉ばたと雪国地酒 ちぃぼう
<開店年>
2007年
<店名の由来>
鈴木千秋(現会長)の子供の頃の愛称から
<ロゴデザイン>
赤い徳利に雪と山と川
新潟の食文化のストーリーを絵にした
鈴木将の手書きの筆文字
<店舗情報>
〒940-0868 新潟県長岡市堀金1-3-13
TEL 0258-35-7229
詳細情報はGoogleマップから
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